以前の記事でお伝えしたように、
  1. ANA VISA Suica と 三井住友ゴールドプロパーの2枚を1枚に集約したい
  2. スターアライアンスのゴールドメンバーを目指すためSFCを取得したい
との理由から、「ANA VISA ワイド ゴールドカード」を取得することにしました。

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こちらのカードはANAカードですが、発行元は三井住友カードです。

私は既にANAカードである「ANA VISA Suica カード」 と「三井住友ゴールドカード」の2枚を所有している状態ですので、既存扱いで審査は甘めになると推測します。

そして実際、ウェブサイトから新規発行の申し込みををしたところ、わずか90分ほどで審査通過の合格メールが届きました

「海外在住での新規クレジットカード」として、これまで5つの記事を書いてきましたが、実際にガチで新規なのは「 三井住友VISAクラシックカード 」 のみで、あとのカードは既存扱いとしての発行だと思います。


次回「海外在住での新規クレジットカード (6)」では、既存扱いではない2つ目の新規でのクレジットカード発行の話をしたいと思います。
それは次の機会でということで…。


今回の話は「ANA VISA ワイドゴールドカード」です。


ANA VISA Suica と 三井住友ゴールドプロパーの2枚を1枚に集約したい

アメリカ旅行の前に、何の計画もなくただ「マイルを貯める」との思いから発行した「ANA Visa Suica カード」。

決済性や使い勝手など申し分なかったのですが、たった一つ、付帯保険だけがネックでした。

「ANA Visa Suica カード」には病気や怪我をカバーする保険が付帯していないのです。

「海外旅行傷害保険 最高1,000万円」とありますが、これは「障害死亡・後遺障害」のみに適用される金額であって、海外旅行の保険適用で最も頻度が高いと思われる「障害治療費用」と「疾病治療費用」には全く適用されません

医療費の高いアメリカ旅行を前にクラシックカードの最高50万円では心もとなかったので、「ANA Visa Suica カード」にプラスして、既存のクラシックカードを「三井住友ゴールドカード」へアップグレードさせました。

ただ旅行が終わった今、「三井住友ゴールドカード」の出番が皆無です。

マイルを貯めるという目的から、クレジットカードの決済には「ANA Visa Suica カード」を使う毎日です。

だからと言って「三井住友ゴールドカード」を解約してしまうと、海外旅行時に障害治療と疾病治療が必要になった時に困ります。

そこで単純に「ANA Visa Suica カード」と「三井住友ゴールドカード」を合体させよう!と思って行き着いたのが「ANA VISA ワイドゴールドカード」です。
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付帯保険は「三井住友ゴールドカード」のそれに劣りますが、それでも「障害治療費用 最高150万円」「疾病治療費用 最高150万円」が自動付帯しています。


スターアライアンスのゴールドメンバーを目指すためSFCを取得したい

スターアライアンスのゴールドメンバーになるには、プラチラステージ以上、もしくはスーパーフライヤーズカードの保持が条件になってきます。

プラチナステージは前年度の飛行実績によって決まるので、たとえプラチナステージであってもその年のフライトが50,000プレミアムポイントに満たないと、翌年はプラチナステージから陥落してしまいます。

それに対し「スーパーフライヤーズカード」は一旦手に入れてしまえば例え飛行機に全く乗らなくてもスターアライアンスのゴールドメンバーの資格が維持できます。

「スーパーフライヤーズカード」というのはクレジットカードであり、年会費を払い続ける限り、そのステータスを維持できます。

そしてこの「スーパーフライヤーズカード」の申請は、プラチナステージの期間しか申請できません。

つまり、
  1. 今年(2017年)にANAのプレミアムポイントを50,000貯める
  2. 翌年度(2018年度)にプラチナステージの資格が与えられる
  3. 2018年度末(2019年3月末)までに「スーパーフライヤーズカード」を申請する
という流れになります。

3番目の「スーパーフライヤーズカード」を申請する際に、「ANA ワイド ゴールド カード」をあらかじめ所有していれば、スーパーフライヤーズカードは「切り替え」扱いとなり、クレジットカードの審査落ちを気にする必要がなくなるというわけです。

まとめ

以上の理由から「ANA ワイド ゴールドカード」を申請し、結果、無事に「ANA ワイド ゴールドカード」が発行されました。

国際ブランドをVISAにしたのは、現在のメインカードの「ANA Visa Suica カード」と「三井住友ゴールドカード」がVISAブランドであり、「ANA ワイド ゴールドカード」が発行された今、これらのカードは解約予定だからです。

短命だったな…。

個人的にはマスターカードの方が海外でのレートも良く好みなのですが、「みずほマイレージカード」と国際ブランドが被ってしまいます。

また海外在住である以上、申し訳ないですがJCB、アメックスは論外です。


さて、今後のメインカードはこの「ANA VISA ワイド ゴールドカード」になります。

しかしSFC修行を成し遂げた暁には、「切り替え」という形で「スーパーフライヤーズカード」を申請する予定です。
(→取得しました!「海外在住での新規クレジットカード (7) SFCスーパーフライヤーズカード」)

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つまり、この「ANA ワイド ゴールドカード」 自体も短命なカードということになってしまいますが…。